総本山 落慶

平成20年7月17日

御 挨 拶


 念佛宗檀信徒が、30年になんなんとする歳月をかけ、無駄を排し、倹約につとめ、心を集めて建立を目指した総本山が、無事、落慶の日を迎えることができました。これも御仏の御加護と地域住民の皆様、工事関係の皆様方のお蔭と、心より厚く御礼申し上げます。


 棟梁のお言葉によれば、「将来、国宝、重文たりうる」伝統建築文化の精華たる総伽藍を建立していただきましたのも、偏に、荒廃した世に精神文明の夜明けを告げるものになればと願っての故であります。


 この上とも、観光寺院ではなく、現世利益を廃し釈尊が残された真の仏教の実践に努めて参りたいと存じます。そして、近隣と和し、どなたでもお参りでき、心の安らぎとなる御寺でありたいと願っております。


「世界のすべての人々が、平和であり幸福でありますように」 

合掌


宗教法人 念佛宗三寶山無量壽寺
代表役員 西川俊男